【リップル】サウジアラビア中央銀行が提携したシステムxCurrentとは?

リップルとサウジアラビア王国の中央銀行であるサウジアラビア通貨庁(SAMA)が提携したと発表がありました。

今後サウジアラビアではSAMA主体でブロックチェーン技術の普及に努めるようです。

そこでSAMAが提携、採用したxCurrentというシステムに焦点を当ててみました。

【リップルはXRPだけじゃない】

まず、リップルは仮想通貨のXRPだけではありません。

今回SAMAで採用されたのはリップル社の提供するRippleNetxCurrentというシステムです。

そしてxCurrentではXRPを必ずしも使う必要はありません。

今のところ、SAMAではXRPを使わない方向のようです。

中央銀行が採用した【xCurrentとは

【xCurrentとは】

(画像 リップル公式サイトから)

それでは今回採用されたRippleNet (リップルネット)とxCurrentXカレント)とは何のことでしょうか?

一言で言うとすごく優秀な国際送金システムのことです。

現在の国際送金システムはかなり古く、インターネットが普及する前に作られました。

送金には複数の銀行を経由する必要があり、そのために時間とお金がかかります。

最悪、送金が失敗することもあります。

そこでリップル社はブロックチェーン技術を使い、経由する銀行をシンプルにまとめるネットワークシステムを開発しました。

簡単に言うとリップル社のネットワークに参加している銀行同士はすぐ送金、着金ができるシステムです。

このネットワークシステムのことをRippleNetと言い、xCurrentはその中でも銀行と銀行をつなぐ橋渡しのような役割を持っています。

具体的には決済内容の確認や決済後の着金確認などをシームレスに行えるようにし、即時送金を可能にしました。

xCurrentの送金の仕組み(日本語訳)

そのほかにもRippleNet には、XRPを円やドルなどの法定通貨や仮想通貨同士の送金、両替用に利用するブリッジ通貨として使い、送金コストを安くするxRapidXラピット)。

送金時に請求書などの様々な送金情報を添付できるxViaXヴィア)などがあります。

【これからのリップルとXRP

では今回の件がまったくXRPに関係がないのかというと、そうではありません。

SAMAだけではなく、たくさんの銀行がすでにリップルのシステムを利用しようとしています。

これからxRapidを利用してXRPを使うところも増えるかもしれません。

またリップル社はTwitterで、2018年に世界上位5社の送金企業のうち3社が、XRPを支払いで使用する予定だと明らかにしました。

Twitter リップル公式ツイート

https://twitter.com/Ripple/status/949131179797626880

このようにリップル社は今年に入ってから毎月のように大きな発表をしています。

ネット上では今後XRPが利用されるかどうかに注目が集まってきているようです。

提携発表の際にはリップルとXRPを区別してチェックするのがいいでしょう。