リップルが国際送金を独占!?【SWIFT】に変わる新しい国際取引の形

国際送金の常識が変わる!?リップルとSWIFTの関係

 

 今まで国際送金は時間がかかる、コストがかかる、というのが常識でした。日本からヨーロッパへ送金する場合、2週間かかった、というのは大げさな話ではなく、金融業界ではよくある話でした。それが4秒で、しかも低コストで国際送金が実行できる日が近づいているようです!

 国際送金の主役は今まではSWIFTと呼ばれるものでした。このSIFTが独占して国際送金を担っていましたが、ここに殴り込みをかけたのがリップルです。今回はリップルがSWIFTにどのように挑戦しようとしているのか、見ていきましょう!

 

そもそもSWIFTって?リップルの大先輩を調査!

 SWIFTは国際銀行間通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial telecommunication)の略で、1970年代から世界中の金融機関どうしを結ぶ通信サービスを提供する非上場の株式会社です。

 同じ銀行どうしの取引は国の中央銀行を通じて行われるため、国が信頼性を担保して安心して取引を行うことができます。

 しかし国際取引ではそうはいきません。そこでSWIFTの出番です。SWIFTに登録している銀行どうしであれば、SWIFTがデータの安全性、信頼性を担保して国際送金を、SWIFTを仲介して行うことができます。

 このように国際送金を仲介している組織はSWIFTのみで、このためにSWIFTは国際金融取引において絶対的な力を持っています。

 

 

リップルはどのように国際送金で使われるのか?SWIFTと比較!

 国際送金は今までSWIFTのおかげで成り立っていたことがわかりました。この状況にリップルが殴り込みをかけたわけです。

 リップルは国際送金をよりスムーズにするブリッジ通貨として誕生しました。今まで国際送金は自国の通貨と相手国の通貨を、為替取引を使って交換することで送金していました。この方法は両国の為替取引が同規模ほどなければ成立しないものです。例えば・・・

日本円→米ドル、米ドル→日本円

はメジャー通貨どうしであるため、同じ量の通貨を為替市場に用意しておくことができます。しかし、ジンバブエドルやカタールリヤルのようなマイナー通貨との交換ではすぐに同量の通貨を用意することができず、手数料や時間がかかってしまいます。これを「流動性コストの上昇」と呼びます。

 リップルはこの流動性コストを抑えるために開発されました。今までは両国間通貨だけの為替市場で取引されていましたが、両国間の通貨の間にリップルを挟むことで、為替市場にとらわれることなく取引ができるようになります。

<日本円→リップル→米ドル>

のように、交換したい通貨の価値に相当する量のリップルを購入し、相手国へ送り、相手国でその国の通貨と交換することで国際送金が成立します。これで相手国の通貨を一定数確保しておく必要もなくなり、流動性コストを抑えることができます。

 

リップルにSWIFTは飲み込まれてしまうのか?国際送金の今後

 リップルは以前からリップルネットワークを構築し、世界中の金融機関と連携を強めてきました。サウジアラビアやシンガポールでは中央銀行がリップルとの提携を決定しており、今後様々な国でリップルが活用されることが予想されます。

 また、リップルの活躍の幅が広まれば、リップルの取引価格も上昇します。様々な金融機関との連携で得た信頼感や、取引量の増加により、リップルの価値は1年前と比べて10倍以上になっています。さらに日本でも三菱UFJフィナンシャルグループやSBIホールディングスとの提携も進んでおり、今後もリップルから目が離せません。

 

まとめ:リップルってやっぱり面白い!

 いかがでしたでしょうか?リップルが国際送金システムのスタンダードになる日は近いと言われている理由がわかっていただけましたでしょうか。リップルの持つ迅速性と信頼感で今後も活躍の場は広まっていくと考えられます。

 しかし、昨年12月のNEMの流出のような事件が起こってしまうと、その仮想通貨の価値は一気に落ち込んでしまいます。リップルも仮想通貨の一種であることは事実であるので、リップルへの投資はリスクがつきもの、ということを理解していただく必要があります。

 しかし、リップルによって世界中の決済が便利になることもまた事実です。皆さんの投資で新しい国際金融取引の形を作ってみませんか?