リップルの発行しているコイン総量

私たちが毎日使っている、お金、例えば日本で言えば「円」ですが、このお金の価値を決めるのに、身近な硬化やお札の発行総量には、枚数が制限されているということは、ご存知ですよね。

日本で、このお金の発行総量の管理をしているのが、日本銀行「日銀」です。

もし、お札が必要以上に増えてしまうと、とんでもないインフレが起こってしまいます。今家にあるお金の価値が下がってしまい、物価が上がり、バブル期以上の事態になります。

大量の偽札が出回り、本物の紙幣と判別できなくなったら、冗談抜きで日本経済は崩壊してしまいます。この現象を面白おかしく、ミステリーにした小説がありますが、その物語では、電車の乗るにも、何万円というお金が必要となり、物資が回らなくなってしまうという、危機的状況になっていました。

1980年代のイタリアのリラがそうでしたね。

1980年代のイタリアでは、1000円がおよそ1万~2万リラというとんでもない桁のレートで、海外旅行に行ったことがある人は、計算が面倒だったのを、覚えているのではないでしょうか。

 

発行されているお金と仮想通貨リップルは同じ

仮想通貨も同じです。必要以上に出回ってしまうと、単価の価値が下がってしまいます。そうならないために、ビットコインやリップルには、総発行数というのが決められています。

仮想通貨なのに、総発行数?と不思議な感じもしますが、これ以上は出回らないようにする、というコインの上限量、ということでしょうか。

コインというのは、普通、金や銀、銅やアルミと言った、金属で作られた貨幣(硬貨)のことを指します。

仮想通貨の場合は、ビットコイン、といった名称にコインとついているものもあり、1BTCが何枚まで発行していい、という発行数の上限が決められています。ビットコインの場合、総発行数は2100万枚になっています。

この2100万枚という数のうち、ひとりが1万枚(1BTC)持っていれば、2100人分しか持てませんから、結構な希少価値があります。そのため、「デジタルゴールド」という人もいます。

 

リップルの発行総量

では、リップルの総発行数は何枚になるのでしょう。

ビットコインは2100万枚ですが、リップルは1000億枚、つまり1000XRPです・

えっ?それならリップルの方が多くて、良いじゃない。と思った人、最初のイタリアの例を思い出してください。多いから良いというものではありません。

ビットコインは、1BTCを小数点8桁まで分割できます。そのために、今は0.0000001BTCまで、分割して購入することが可能です。

一方、リップルは小数点6桁までとなります。そのため、デジタルデータの上では、50倍の違いにしかなりません。

50倍でもかなり多い感じはしますが、それでも1XRPの価値が、100円に対して、ビットコインは100万円になりますので、発行枚数では、多い方が良いというわけではないことが解ると思います。

しかし、リップルはもう一つの利用の時に、コインの数が減少してしまうということが起こるので、総量を多くする必要があります。それは、リップルを利用して国際送金をする時に発生するトランザクション手数料というものです。

この手数料のために、ウォレットのアクティベートに最低20XRPを必要とします。一人が、国際送金を1回行う度に、リップルは20XRPずつ消滅していく仕組みです。

他にも、ゲートウェイのトラスト、アカウントの設定でもリップルは消滅します。つまり利用者が増えるたびに、リップルの総量は減少しています。

これは、リアルマネーでも同じで、私たちが使っている紙幣が古くなると、日銀では廃棄していますね。しかし、リアルマネーの場合は、毎年発行しているので、絶対に減ることがありません。

しかし、リップルの場合は消滅してしまうため、もうすでに、1000億個発行したうちの、何パーセントかのリップコインは、存在しなくなっています。

また、リップルでは、1000億個のうちの半分をエスクローしています。500億個は誰も利用することができません。

20182月現在では、490XRPが市場にある、ということになります。

このように、仮想通貨でも、価値が意図的に高騰したり、下落することを避けるために、発行できる総量が決められています。