リップルの【ロックアップ解除】について

2017年5月にリップル社が「自社で保有する640億XRPのうち550億XRPを、2017年末よりロックアップする」と発表しました。

そして2018年2月の現在、リップル社は実際に550億XRPのロックアップ、およびそのロップアップ解除を毎月行っています。

さて、最近仮想通貨に触れ始めた方にとっては上記は訳のわからない文字の羅列のようにしか感じられないと思います。

そこで今回は、今話題の「リップル社のロックアップとその解除」について、解説記事を書いていきたいと思います。

ロックアップとは

まず、XRPのロックアップとは?について解説していきます。

ロックアップとは、簡単に言えば「リップル社が、自らが保有しているビットコインの大部分を条件付きで凍結する」ということです。

凍結をして何のメリットがあるのか?その話をするには、まずリップル社が保有しているXRP事情について知っておく必要があります。

リップル社が発行している仮想通貨である「XRP」は、全部で1000憶XRPあるのですが、その6割以上である640億XRPを、リップル社が保有しています。

そのため、XRP保有者は「リップル社が大量の売り注文を出してしまうと、XRPの値段が暴落するのでは?」という懸念を常々抱いていました。

そんな不安を払しょくするために行われたのが、今回の「ロックアップ」です。

先ほども説明をしましたが「リップルコインのロックアップ」とは、簡単に言えば「リップル社が保有している640億XRPのうち、約9割に値する550億XRPについては、自由に売却や配布をできないよう条件付きで凍結をする」というものです。

このような制約を自ら設けることにより、自社通貨の大量売却による暴落という可能性を消し去るのが、今回のロックアップの目的だと考えられます。

また、XRPを、銀行送金に利用させるために汎用性を持たせたいと、リップル社は常々主張しています。

そのためにある程度の制約を自らに掛けて、信頼性を得る必要があったとも考えられます。

ロックアップの解除とは

さて、凍結された550億XRPについてですが、一切売却が出来なくなったわけではありません。

今回の凍結にはもう一つ、「毎月10億XRPずつロックアップの解除を行う」という条件があります。

これがいわゆる「ロックアップの解除」のことを指しております。

リップル社は毎月10億XRPを上限に、自由に売却や配布が可能となるというわけです。

ちなみに、10億のうち月内に売却や配布されなかった分についてはどうなるのでしょうか?

余ったXRPについては来月分へ繰り越しはされず、再び55か月間凍結されます。

リップルのXRP大幅改革?と思いきや

さて、ロックアップによりリップル社へ大きな制約が掛かってしまった・・・と思いがちですが、実はそうでもありません。

リップル社のホームページでも確認はできますが、これまでリップル社がひと月で配布・売却したXRPは多くても24937XRP程度で、10億XRPにはほぼほぼ至りません。

(参考URL http://gtgox.com/xrp-distribution/#i

なので、今回のロックアップの目的は本当の意味で「大量売却の可能性のみを排除するためのものである」と言えるでしょう。

まとめ

以上がロックアップとその解除についての解説でした。

まとめますと

  • ロックアップとは、リップル社が大量に保有しているXRPについて制約を設けること。これにより、自社通貨の大量売却による大暴落の可能性を完全に解除することができる。
  • 制約の内容は①保有XRPの9割である550億XRPを凍結②550億XRPのうち10億XRPの凍結を解除。売却や配布を自由に行えるようにする。③10億のうち余った分については翌月へ繰り越さずに55か月間再び凍結される。

以上となります。