リップル(XRP)は何をしようとしているのか?目的や意味は?

2018年も話題の尽きないリップル。

ですがどういう目的で何をしようとしているのか今ひとつ意味がわからない人も多いかと思います。

そこでリップルの3つの顔であるリップル社、XRPRippleNetのそれぞれの目的や意味についてまとめてみました。

【3つの顔をもつリップル】

まず、リップルは企業、仮想通貨、システムとしての3つの顔を持っています。

このままだと紛らわしいのでここからは

企業としてはリップル社、仮想通貨としてはXRP、システムとしてはRippleNetと表記していきます。

Ripple社の目的・意味は?】

リップル社の目的はIoV Internet of Value )の実現です。

IoVは日本語で「価値のインターネット」という意味。

簡単にいえば

「新しい国際送金システムで価値のある資産(お金など)を(インターネット上で)安く早く移動させる」

といったところでしょうか。

現在の国際送金システムはインターネット普及以前に作られたかなり古いシステムです。

リップル社はこの新しいシステム(RippleNet)を普及させて国際送金の変革を起こそうとしています。

【Ripple社の目的・意味は?】

引用元: http://www.sbigroup.co.jp/news/2016/0129_10138.html

RippleNetの目的・意味は?】

RippleNetはその名の通りリップルのネットワークシステムという意味です。

その目的は「価値のインターネット」を実現するために国際送金を高速で安価にすること。

そこでRippleNetは3つの柱となるシステムを開発しました。

金融機関とRippleNetを繋ぐxCurrent

xCurrentについてはこちらに詳しく書いてあります。

【リップル】サウジアラビア中央銀行が提携したシステムxCurrentとは?

 

送金時に請求書などの様々な送金情報を添付できるxVia

XRPを使い、送金コストを安くするxRapidXラピット)。

これら3つのシステムを使って国際送金のシステムを変えようとしています。

XRPの意味は】

ではリップルの仮想通貨であるXRPは何のためにあるのかというと、大きく2つ意味があります。

  1. RippleNetを使う際の予約金、手数料
  2. ブリッジ通貨として使う

まず①ですがRippleNetを使うには共有台帳に少額のXRPの予約金(50XRP)が必要です。

また各トランザクションが処理されるごとに手数料として0.00001XRPが消費されます。

この予約金、手数料は普通の利用者にはまったく負担にならない額です。

しかし不正アカウントやアクセスを防ぐセキュリティとして機能します。

簡単にいえば不正アカウントやアクセスをしてきた「攻撃者」に対してはこの手数料が急速に上昇します。

そうすることで「攻撃者」を瞬時に破産させるという恐ろしいセキュリティです。

次に②ですが上に書いたとおりRippleNetには3つのシステムがあり、その中のひとつxRapidというシステムで主にXRPを使います

xRapidでは、XRPを使って円やドルなどの法定通貨や仮想通貨同士の送金、両替を行います。

  • 円→XRPBTC
  • BTCXRPドル

このようにXRPはいろいろな通貨の橋渡しの役割を果たします。

そのためXRPはブリッジ通貨と呼ばれています。

今までのやり方だと円やドルからマイナー通貨に送金する際には様々な銀行を経由しなければなりませんでした。

そのため、手数料が高く、時間もかかりました。

そこでXRPをブリッジ通貨として使うことで速く、安価に送金できるようになりました。

では実際、どのくらい速くなるのでしょうか?

公式によると従来のシステムでは3日~5日かかったものがXRPだと4秒で終わります。

【XRPの意味は】

(リップル公式より)

とてつもなく早いですね。

また1222日に公式Twitterから送金コストが0.0004ドル(約5銭)と安いことがわかりました。

https://twitter.com/Ripple/status/944034758492790784

【今後のリップル】

ここまでリップル、RippleNetの目的やXRPの意味・役割について話しました。

ではリップルの目的は達成されたのでしょうか。

現時点では100以上の金融機関がリップルとの提携やRippleNetxCurrentの導入を発表しています。

最近ではサウジアラビアの中央銀行も導入を発表しました。

しかしxRapidを導入してくれるところはまだ少ないようですね。

RippleNet自体は予約金など少量のXRPしか使いません。

流動性を高めるにはXRPの普及が不可欠です。

そのためにもxRapidの導入はかかせないでしょう。

リップル社でも今後、XRPの流動性を高めるために調整していて、2018年からは毎月10億XRPのロックアップ解除を発表しています。

xRapidの導入についても積極的に行っていくそうです。

今後の動きにも目が離せないですね。