リップルのカウントダウン前とその後の動き

リップルは普通の仮想通貨として使うのではなく、通貨と通貨をつなぐブリッジ通貨としての役割が高いです。リップルはリップル社が管理する中央集権制をとった、数少ない仮想通貨です。そのリップルが行うカウントダウンとはどのようなものか、また、カウントダウンを行うとどうのようなことが起きてきたのかを探っていきましょう。

リップル社は、公式のTwitterを利用して、色々な発表を行っています。しかも、それは正式な提携や採用が決まってからの発表ではなく、何日にこういう発表があります、仮想通貨がこう変わります、といったリップルの価格の変動に関与するような発表になります。

 

リップル社のTwitterとカウントダウン

企業では公式のTwitterFacebookで、企業の株の価格が左右されるような発表を、新聞やニュースなどで、発表される前に公表するのは、法的に罰せられます。

仮想通貨は、こういった規制が法律にないため、多く保有するリップルの相場を、左右するようなTwitterでの発表は、価格の変動に大きく影響されます。

リップル社では公式Twitterを利用して、様々な発表を行っています。

2017822日から3日間、リップル公式アカウントによって意味深なカウントダウンがツイートされました。このツイートは、リップル投資家や関心がある人々を煽るような内容だったため、リップルユーザーは、右往左往したようです。

この時のカウントダウンでは、1XRP20円台の時のため、高騰すれば50円台に、暴落すれば10円台にと予想する人もいたようです。一時価格は上昇し、2倍近くまで高騰しています。

 

リップルカンファレンス「SWELL

 

カウントダウンの0日にリップルがFRBシンポジウムで発表をしたのは、トロントで1016日~18日に開催されるカンファレンス「SWELL」プログラムについて、という内容でした。この内容は投資家にとって、あまり魅力的なものではなかったのか、その後リップルは再度下降しています。

20171016日、仮想通貨「リップル(Ripple)」が開催する国際カンファレンス、「SWELL」がスタートしました.この時も、SWELLに向けて、リップルの価格は一時上昇を見せます。

SWELLではマイクロソフトの創始者ビル・ゲイツ氏が登場し、リップルとビル・ゲイツ財団との提携が発表されました。さらに、貧困者を救うプロジェクト、「Mojaloop」が発表されリップルの価格は30円台を超えます。しかし、その後の大きな発表がなく、最終的には20円台に落ち着きます。

2日目は、イーサリアム開発者・創業者でもあるヴィタリック・ブテリン、日本のMUFJSBI登場ということで、注目は集めましたが、大きな発表もなくリップルの価格も下降気味で終わります。

3日目は2年前におこったリップルトレードジャパンの代表者がコインの不正持ちだしをしていた事件の犯人逮捕が、大々的に報道されます。

それがきっかけで、リップルが詐欺通貨のように報道されてしまいました。この日は、リップルだけでなく、仮想通貨全体が不調で、ビットコイン、イーサリアムとほぼ全銘柄が5%を超える下降を見せます。

 

リップルカウントダウンのその後

 

 

日本のSBI系のブロックチェーン技術を使った新たな銀行送金、連邦準備銀行関連との提携や採用の発表などがありましたが、価格に大きな影響はなく、停滞していきます。

大きな動きがあったのは、201712月から20181月の初め、この時はリップルだけでなく、仮想通貨全体が上昇を見せ、リップルは最高値の200円台後半にまで上昇します。

しかし、20181月末に入ると、コインチェックの事件が仮想通貨全体に、大きなダメージを与えます。大量のコインの流出は、仮想通貨を持つ者にとって、セキュリティの問題への不安感を高めます。

それでも、リップルは100円台を保っていましたが、その後各国での規制の発表により80円台にまで落ち込みます。

さらに、日本では大手銀行がリップルの国際送金の採用を発表していましたが、SBIでは2月末に利用の延期が発表されています。

リップルは20184月現在50円台になっています。もちろん、1年前は30円台でしたので、かなり高くなっています。現在はバブルがはじけた状態の様子ですが、今後、セキュリティ問題が安定していけば、また新たな動きが見られるのではないでしょうか。