仮想通貨の規制が危ぶまれる2018年3月、様々な仮想通貨の見通しや新しい取り組みも発表されています。クレジットカード決済でリップル(XRP)が購入できます。ビットコインに対応するデビットカードもあります。プリペイドカードが作られている仮想通貨もあります。
しかしその反面、難しい問題もたくさん抱えています。
仮想通貨購入のクレジットカードの停止?それとも継続?
リップル(XRP)はクレジットカード決済で購入することができました。
コインチェックの販売所では、VISA、Master。JCBの3クレジットカードを利用することができました。今でも、サイトによっては、クレジットカード会社によっては、ポイントの還元もあり、かなりお得です。リップル(XRP)をはじめとする、仮想通貨でおススメのカードは、「リクルートカード」「Yahoo! JAPANカード(JCB)」「楽天カード(JCB)」が利用できるとなっています。
手数料は10%と割高でも、クレジットポイントが貯まればと利用されていましたが、現在、停止をしている機関が増えています。アメリカの「JP Morgan」「Bank of America」イギリスの「Lloyds Banking Group」などが2月に仮想通貨価格の乱高下やリスクの高さを理由に、カードによる仮想通貨購入を停止しています。
日本でも「bitFlyer」「Zaif」が3月のはじめに、日本国内発行のVISA・MASTERカードで仮想通貨を購入できるサービスを一時停止することを決めています。そのため、クレジットカード決済ができるカードとして、JCBのみ、クレジットカード決済ができるというサイトでは紹介しているようです。
リップル(XRP)のシステムを利用した決済
2017年12月末、リップル(XRP)と「SBIリップル・アジア」「JCB」「クレディセゾン」「三井住友カード」をはじめとする61行の邦銀アジアパシフィックとの提携を発表しています。
2018年3月、リップル社のブログにて、「仮想通貨コンソーシアム」は今秋リップル(XRP)のシステムを利用する国内向け即決決済「マネータップ」の開始をする、と発表しました。
スマホのアプリを使って、年中無休で仮想通貨を利用した即決決済ができるなんて、驚きですね。コンソーシアムに参加は、まだ誰でもできるわけではありません。
国内では、SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行の3行のアプリの提供になります。
他の銀行は、まだ発表はありませんが、りそな銀行のような大手で開始されると、順次、他の銀行も開始されることが考えられます。
SBIリップル・アジアの代表取締役、沖田貴史氏は「コンソーシアム参加銀行の信頼性や網羅範囲の広さを利用しながら、決済の煩わしさを取り除き、迅速で安全な決済サービスを提供する」と述べられています。
仮想通貨コンソーシアムの総資産は、国内銀行の総資産の80%を占めると、沖田氏は述べられています。
リップル(XRP)はブリッジ通貨としての特色を活かしながら、リップル(XRP)の決済技術を銀行が導入するように、関係の構築に努めてきました。
そのために、大手金融機関との提携や採用を次々と行っています。
それが、他の仮想通貨から、仮想通貨とは異なるとの批判もありましたが、全くの自由奔放な仮想通貨では、市場は不安定になるだけです。
リップル(XRP)は、そう言った点を緩和させる意味でも、メリットのある仮想通貨かもしれません。
2018年2月に、サウジアラビア通貨機構(中央銀行)との提携で、サウジ国内の銀行のクロスボーダー決済を加速させることを発表しています。
中国でも他の仮想通貨の規制を発表した後、中央銀行のリップル(XRP)の採用が発表されています。決済サービス老舗のウエスタン・ユニオンでは、現在リップル(XRP)のシステムをすでに試行していします。
さらに、韓国政府は今月に入り、海外送金にリップル(XRP)の技術を取り入れる意向を示しています。
仮想通貨の決済の今後
仮想通貨購入の際に利用されていたクレジットカードですが、現在アメリカ、イギリスは全面的に停止した状態です。
犯罪によって得たお金のマネーロンダリングに利用されることがある仮想通貨は、まだまだ問題点も抱えているのは事実です。今後リップル(XRP)の利用や決済を考えている人は、リアルタイムな情報を常に気にかけて、上手に活用しましょう。