リップル(xrp)の【懸念材料】と可能性

2017年に20円台から200円台後半にまで高騰したリップルですが、その後、様々な事件や各国の仮想通貨への規制問題で、20184月には50円台にまで下降を見せています。

 

 

世界の規制からの懸念

 

 

世界の規制の動きは、2018年初めのインドの規制から始まりました。

2017年度の初め、インドは紙幣の新旧の混乱で、仮想通貨の価値が一息に上がります。そのため、公式の場にもということが言われていましたが、その後インドの財務省から仮想通貨の取引を規制することが決定されます。

インドの財務省は「ETHEXインディアの顧客は、2月28日までに資金をルピーかイーサリアム」で引き出すように通達があり、それを最後に31日から取引が中止されました。

その後、インドの規制を引き金に、数年前から仮想通貨を普通に利用していたアメリカでも、規制が始まります。アメリカではビットコインが、様々な犯罪で得たお金の、マネーロンダリングや誘拐などの身代金に利用され、仮想通貨の危険性が問題になります。

そして、3月には2018年のG20で、仮想通貨の規制についての話し合いをすることが公表されます。

中国でも仮想通貨に対する規制が発表され、日本でもそれ以前にSBIホールディングスで、仮想通貨の取引が発表されていましたが、2月末日、延期が発表されています。

世界の規制から、様々な仮想通貨への不安感が募り、それが仮想通貨リップルへの懸念になっています。

 

リップルの価格の変動

 

 

リップルは、他の通貨と違う点が、大きな高騰を生まないことで、仮想通貨への投資をしている人からは、リップルは仮想通貨とは違うと言われています。

仮想通貨は本来、非中央集権制をとっており、仮想通貨ユーザー同志のお互いの信頼で作られています。そのために、一部の人が集中的に仮想通貨の上げ下げを操作することができないようになっています。

まず、リップルは総コイン数が1000XRPと決まっています。そして、半数の500XRPがエスクロー会社に預けています。さらに1割をリップル社が保有していますので、市場に出回っているコイン数は、4割になります。

そのために、自由奔放な高騰は見られません。それは、一見安定しているようですが、仮想通貨の自由性を奪っているという、問題点を指摘されています。

さらに、リップルはビットコインと比較し、4000倍以上のコイン数があります。ロックアップした分を差し引いても、1000倍以上となるため、どうしても価値が上がらないという問題があります。

 

 

仮想通貨の取引の減少懸念

 

 

それでは、数が少ない方が良いかというと、それはそれで問題があります。

リップルは、コインの取引が行われるたびに、コインの数はほんの少しずつ減少をしています。例えば国際送金をする時に手数料が支払われますが、この手数料はリップルコインの中から、消滅してしまいます。利用手数料に0.2%、送金手数料に0.15XRPが利用されている場合、100人の人が100万円ずつ送金すると、

1XRP=50円であれば、

100×20XRP×0.2%2XRP

100×0.15XRP15

この二つを合わせて、100人の取引で20015XRPが消滅しています。

20184月現在は、まだ微々たる減ですが、やがて億単位のリップルコイン消滅する可能性があるということです。

リップルは安定しているということで、他の仮想通貨を規制してもリップルは利用できるようにする、といった国の政策の書き込みもあります。しかし、普通の貨幣と異なり、古くなった紙幣を処分した後、新しいコインを作ることができないのが、仮想通貨の社会の懸念材料です。

インフレが進むと普通の貨幣は、増刷することでバランスを取ることができます。しかし、仮想通貨の場合は、発行枚数が決められているものが多く、それ以上で回ることはありません。

こういった点も、仮想通貨の限界の懸念材料になっています。

しかし、リップルは他の仮想通貨と比較し、発行枚数が多いのが特徴です。現在ロックアップしている分を差し引いても、ビットコインやネムの数千倍になります。今後長い目で見ていくと、イーサリアムのように上限がないコインは、仮想通貨の価値と共に、どんどんコイン数を増やすことができます。リップルは、市場のコイン数に余裕があり、まだ上がることができます。

様々な点から、リップルへの懸念も見られますが、まだ可能背性を持っている仮想通貨コインとも言えるでしょう。